ホーム > サービス > 一目均衡表倶楽部 > 相場コメントサンプル > 第113号 相場コメント

2008年06月22日 第113号 相場コメント

日経平均株価日足均衡表グラフ(Infoseek Moneyより)

 前回の結論は次のとおり。 「来週は変化週としても極めて重要でありまして(142週目)、週足均衡表の転換線 も大幅に上昇してきます。5月12日安値を割れば週足での7陽連の意義が否定され、 また日足先行スパン上限をも割り込む結果となりまして、6月19日までに6月13日安値 を割り込むようでは変化日云々よりも日足先行スパン下限までの下落を考える方が 自然であります。 その場合、 下げ相場に繋がるかどうかは別として6月高値を上抜く変動はちょっと考えにくく、戻り切っている個別銘柄では影響力大となるでしょう。

 NY、為替との関係もこの位置では気になるところでありますが、6月13日の変動 は一応の戻りを見せておりますし、現時点ではどれだけの上昇力を見せられるかが 大事と言えるでしょう。  6月19日変化日までの上昇ならば、 やはり昨年11月安値を上抜かねば継続を確信できません。 理想的には6月19日を押し目とすることでありまして、その場合週足転換線14025は重要な水準であります。(6月14日記)」

 実際の変動は6月18日高値14469までの上昇を見せたものの6月19日、20日と陰線を つけ、20日終値13942はちょうど重なった基準線、転換線を一気に割り込む結果と なりました。 問題としていた週足転換線を割り込んだのでありまして、 6月19日を押し目とした 再出発はこの安値位置では考えにくい、というだけでなく、むしろ 下げの準備構成を成している可能性 が考えられるのでありまして、6月23日の表れ方は特に注目すべきと言えるでしょう。  6月23日は3月17日安値から67日目、5月7日までの上昇34日に対し、5月7日から34日 目でもありますが、5月7日からは13日目5月23日、17日目5月29日、26日目6月11日で 全て同水準となる変遷を経て、33日目が6月20日、これは実に基準線、転換線が一致 するその日にこれを割り込んでいるのであります。

 この変遷は安値をいくつも切り上げつつ未だ波動の破綻が見られないこと、二本の 先行スパンが下支える可能性を残しますので6月23日安くとも反発力は期待できます が、先行スパン上限で反発力が見られぬ場合は大いに警戒すべきでありましょう。 6月20日安値を割らずに上昇ならば6月23日の相場で基準線、転換線ともに直ちに 上抜かねばこれもまた懸念は消えません。

 6月6日高値を上抜く上げ相場は現時点で考える必要はないというよりも、この高値以降、 ここまでの変遷で当面の戻り天井を成す可能性が高まっているものと考え ます。6月6日はそれほど重要な変化日だったのでありまして、上げ相場はこの高値 を上抜いてから考えれば充分であります。(6月21日記)

(株)経済変動総研 細田 哲生

<<<<<相場コメント目次へ戻る